サーフキャンプ|必要な道具とオススメ便利グッズ

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サーフキャンプ|必要な道具とオススメ便利グッズ

『車中泊サーフィン』から楽しみを広げた『サーフキャンプ』を楽しむ方が増えています。サーフィンとキャンプの両方を楽しむ『サーフキャンプ』は、週末を目一杯楽しむサーファーにとって最高の過ごし方のひとつです。

しかし、サーフキャンプをした事がないと「必要な道具はなに?」「いつものサーフィンと道具は何が違う?」と疑問が浮かぶはず。

この記事ではサーフキャンプに挑戦しようと考えている方に向けて、サーフキャンプについて、必要な道具や便利グッズをまとめました。

サーフキャンプとは

サーフキャンプとは「日中はサーフィンを楽しむ。夜はキャンプを楽しむ」という数あるキャンプスタイルのひとつです。

自然にふれあうサーフィンだけでなくアウトドアも満喫できるため、キャンプ人気と相まって楽しむ方が増えています。

車中泊サーフィンとサーフキャンプの違い

車中泊サーフィンは、サーフキャンプよりも『良い波を求める』ことに重きを置いている方が多いです。

キャンプとなればテントの設営や焚火、水回りやトイレなど、必要な環境や場所が大切です。車中泊は車を停めていられる場所(違反や迷惑にならない前提)ならどこでも可能で、例えばサーフポイントの駐車場にトイレがあれば事足ります。

出来るだけ海の近くで過ごすことが出来るので、夜に家を出て暗いうちに海の近くで車中泊。夜明けと共にサーフィンをすることが可能です。波がイマイチなら撤収作業もなく車に乗ってすぐポイント移動もできます。波を求めてフットワーク軽く動ける機動性の高さが、車中泊のメリットです。

サーフキャンプの魅力

車中泊のほうがメリットがあるように感じたかもしれませんが、サーフキャンプは『キャンプの楽しみ』も味わえることが大きな魅力。車中泊サーフィンでは【食う・寝る】を程々にやり過ごしますが、キャンプは【食う・寝る・遊ぶ】がすべて揃っているのです。

サーフキャンプは海に入る時間が増えるので、波や天気の変化も楽しみながら、色々なボードを試してみたり同じ技の練習に時間を費やしたりと、サーフィンを上達させるチャンスにもなります。

波が小さくたって、オンショアで面がガタガタだって些細な事。海から上がってキャンプサイトでビールを飲みながらBBQを楽しむと、その日ぜんぶが楽しい1日に変わってしまします。

ソロキャンプでしっぽり過ごすもよし、仲間と波乗り談議に花を咲かせるも良し。日が傾いてくると、日頃のストレスをほぐすかのように焚火の明かりが癒してくれます。

サーフキャンプの出来る場所

実は海岸などサーフポイントと言われるところの多くは、キャンプ禁止・直火禁止といった規制のあるところばかり。駐車スペースはあってもキャンプが認められているわけではないので注意が必要です。禁止事項が何も書いてないからキャンプ可能と判断するのは早計です。

サーフキャンプの出来る場所は、管理された一般的なキャンプ場が主となります。その中でも、出来るだけサーフポイントに近いキャンプ場を選ぶことで、海とキャンプ場の移動時間のロスを減らすことができます。

キャンプ場の中でもオートキャンプ場はサーフキャンプに一押しです。キャンプサイトに車を入れられるため、サーフボードを熱い車内に放置することもなく、ウェットスーツも洗って干しておけるうえ、車もスペースとして使えますし設営・撤収も楽なのでオススメです。

市町村の観光協会が運営している海水浴場に隣接したキャンプ場もあります。海水浴の時期以外で波があるポイントなら、立地や環境の良さから有力候補になります。【海水浴場 キャンプ場】で検索してみましょう。

メジャーなサーフポイントの近くには、サーファーをターゲットにしたキャンプ場もある場合があります。テントから歩いて5分や、車で数分走るとサーフポイントなんて夢のようなロケーションですよね。

サーフキャンプの必需品

ここからはサーフキャンプの必需品をご紹介します。

キャンプする人数がソロなのか、仲間と複数人なのか、季節は…と条件で道具選びも変わりますが、温かい時期の一般的な必需品をまとめてみました。

キャンプ道具

キャンプの形も様々ですが、一般的に必要な道具は次の通りです。

  • テント
  • 寝袋・シュラフ
  • ランタン(外出用と照明用の2つ以上を推奨)
  • タープ
  • テーブル
  • チェア
  • クーラーボックス
  • グリルなどキッチン用品
  • 炭や焚き火関係
  • 生活用品(ペーパー類など)
  • 救急セット

普段からキャンプをしている方なら驚かないと思いますが、想像以上に道具は多いものです。短いとはいえキャンプサイトで生活をするのですから、寝食だけでなくペーパー類やタオルなどの生活用品、ケガ・日焼け・虫刺されにも対応できるよう救急セットも必要となってきます。

サーフィン道具

サーフキャンプなのでサーフィン道具は当然必要ですが、長い時間海にいると考えると、1ラウンドで終わるサーフィンとは道具の用意も変わります。いつもの道具に加えて、必要と考えるものをまとめます。

  • ウェットスーツ(朝・夕の冷え込みに対応したものを別に用意)
  • ポリタンク(数を増やすか容量を大きくする)
  • ウェットスーツハンガー
  • ポンチョ
  • シートカバー

日中は温かくて水着とタッパーで大丈夫でも、朝や夕方は空気がひんやりすることも。シーガルやスプリング、季節によってはジャージのフルスーツといった具合に、日中の寒暖差も考慮したウェットスーツも持参しましょう。

滞在時間が長い、ラウンド数が増えるとなると、使う水の量も増えます。また、海とキャンプ場を移動する際に着替えたりウェットスーツのまま運転することも考えると、ポンチョやシートカバーが必要になります。

サーフキャンプの便利グッズ

最低限必要なものに加えて、私が考えるサーフキャンプで役立つ便利グッズは次のリストです。

  • ポータブルバッテリー(ポータブル電源)
  • Bluetoothスピーカー
  • 保冷缶ホルダー(お酒用!)
  • ポータブルシャワー
  • サーフハット
  • サーフパンツ(水陸両用がベター)
  • ソフトボード
  • 他の遊び道具(釣り道具やサーフスケート、本など)

近年はスマホやタブレット、イヤホンやスピーカーなどバッテリーが必要なデバイスが手放せません。キャンプ中に車からの電源供給では不安だったり、車のアイドリングは周りへの騒音になります。モバイルバッテリーではスマホだけに供給するのが精一杯です。

そんな時に『ポータブルバッテリー(ポータブル電源)』がキャンプで役立ちます。上位クラスならドライヤーまで使えますし、下位クラスでも複数のデバイスの充電も対応。サーフキャンプの快適度がアップします。

オススメはミドルクラス(~500w程度)。ドライヤーの温かい強風は無理でも、弱の温風や冷風は使えますし、サイズも値段も抑えたい場合の最適解です。

周りへのボリューム配慮が必須ですが、キャンプサイトで音楽をかけることで雰囲気もアップ。スマホでは物足りない音も『Bluetoothスピーカー』なら自分のエリアに十分な音を届けてくれます。

日中からお酒を飲めるのもサーフキャンプの魅力。飲みすぎはサーフィンが下手になる感覚があるうえ海難リスクもあるので避けたいですが、冷えたビールをキープしてくれる『保冷缶ホルダー』は有難いアイテム。

せっかく運んだ重い水の節約や、キャンプサイトで汚れ落としに便利に使える『ポータブルシャワー』は電動タイプがオススメ。

サーフィン中の強い日差しをカットしてくれるだけでなく、キャンプ中の暑さもしのげる『サーフハット』は街中でも使えるデザイン性の高いものがベター。サーフィン用としての機能『あご紐』『ネックカバー』は、取り外せるタイプが便利です。

水着としても普段着としても使える水陸両用なサーフパンツが便利。海から上がって水をかぶって、少しタオルドライして波を見て話しをしているうちに乾いてくるので、着替えずそのままキャンプサイトに行くことができます。

BILLABONG(ビラボン) QUIKSILVER(クイックシルバー) ROXY RVCA(ルーカ)

サーフキャンプに持ち込むボードは、キャンプの荷物量を考えると数が限られます。メインのボードと共にファンサーフが楽しめるミッドレングスくらいのソフトボードを持っていけば、リラックスしたい2ラウンド目以降や波が小さい場合も楽しめます。

釣り道具やほかの遊び道具があると、キャンプの遊びの幅が広がります。子供連れならサーフキャンプの一度で様々な体験をさせることができますし、波がイマイチでも他の遊びでカバーできます。

サーフキャンプの注意点【荷物は最小限に】

快適なキャンプは道具が充実していればより快適になります。ところがサーフィンも道具が車内に満載。普通のキャンプですら車内はキャンプ道具で一杯になるので、出来るだけ荷物は最小限にすることが大切です。

とはいえキャンプを楽しむなら譲れないものを決めて持参しましょう。

例えば、居住空間が大切ならテントとタープと椅子はフルセット、調理は簡単に。キャンプ飯が楽しみなら調理器具やテーブル周りの道具を充実させ、タープと大きめの椅子は諦めテントと車を有効活用。といった具合がオススメです。せっかく楽しんだのに片付けや積み込みに苦労してしまうのはもったいないですから。

まとめ

サーフキャンプの魅力や必需品、便利グッズを紹介してきました。

サーフキャンプをより楽しく快適にするには、積載する道具の取捨選択や、キャンプ道具の充実が必要となってきます。

それでも、新しいことを始めるための用意や考える時間は楽しいもの。今年はサーフキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。