ビジターサーファーが初めての海で心掛けるべき事

広告

ビジターサーファーが初めての海で心掛けるべき事

先日、同じ県内とはいえ初めてのポイントでサーフィンしました。

ところがそのポイントには年配でローカル意識の強い人がいて、数時間前にビジターサーファーを怒鳴りつけ海から上げさせてしまったという話を聞きました。

私の住んでいるところに海は無いので、いつでもサーフィンする時はビジターなのです。

そんな私が初めてのポイントでサーフィンする時に心掛けていることを実行したら、その初めてのポイントで気持ちよくサーフィンが楽しめたのでご紹介します。

挨拶を先に自分からする

挨拶などのコミュニケーションはサーフィンだけでなく、仕事や日常生活でも重要ですよね。

サーフィンで、ことビジターとしてサーフポイントに入るときは、自分から積極的に先にいるサーファーに挨拶をしましょう。

サーファー コミュニケーション

挨拶はされてイヤな気持ちになるものではないし、自然と笑顔になったり穏やかな気持ちになるものです。

先日も挨拶をすると、挨拶を返してくれて

「今日はどこから?」「他のポイントはどうだった?」

といったコミュニケーションに繋がりました。

見慣れない人や、ローカルが使用しているウェットスーツやサーフボードじゃないと「ビジター」だとすぐ分かるものです。

コミュニケーションがとれていると、同じ場所の波をシェアする雰囲気ができるようになることもあります。

そしてこの日は、コミュニケーションが広がり

  • 年配のローカルには気をつけたほうがいい
  • 自分たち(若い世代)はビジターに強くあたるローカルはどうかと思っている
  • 〇〇のポイントが大きすぎるなら□□ポイントが乗れる可能性が高い
  • このポイントの良い波の当て方

そんな話を聞くことが出来ました。

経験上、挨拶して話しかけることで損なことはありません。ローカルサーファーから役立つ情報を聞けたり、気のいいサーファーだと波を譲ってくれたりとメリットが大きいです。

オマケの話として、話せる若いローカルが去った後に白髪交じりのサーファーが入ってきました。

彼がパドルしながら波待ちしている私の横を通る際、私はにっこり笑顔で「こんにちは」と言ったのですが、会釈したのか、波が頭を動かしたのかわからない程度の頭の動きと無表情反応でした。

『歓迎していないな』と咄嗟に感じました。

ポイントはほぼ無人状態だったので、ピーク付近に私と彼の2人。セットが来れば彼に譲り、次の波で自分が乗るというサイクルでしばらく一緒にいましたが、「ビジターは上がれ」と言われることはありませんでした。

海から上がると、話せたローカル数人が海を眺めていて「何か言われませんでしたか?」と心配そう。聞けば、【年配層のローカル意識の強い人】まさにその人だったのです。

この時、挨拶しておいて良かった~と心底思いました。

事前に情報収集をしておく


初めてのポイントに行く前に、事前に情報収集をおこないましょう。

  • 駐車する位置
  • アウト(沖)に出るルート・方法 ※ポイントによっては戻ってくる方法
  • ボトム(海底)がどうなっているか
  • 波の質など

スマホで検索、波情報サービス、googleマップで航空写真で見てみるということは、一人でPCやスマホで出来ますし、行ったことのある人に聞くことでリアルな情報も得られます。

理想は、その入りたいポイントを拠点にしているサーフショップに事前に行って、ワックスでも買いがてら情報を聞くことでしょう。

注意点を知ることで、トラブルを未然に防げますし何かあった際(ローカルとのトラブル)でショップから話を聞いてここに来た、というだけで治まることもあるかもしれません。

駐車する位置

駐車場などが整備された海岸でなければ、駐車する位置がわかりづらく適当に駐車してしまうと、地域住民とローカルサーファーが取り決めたルールに反してしまい、トラブルに発展する恐れがあります。

また、整備された駐車場であっても、海へのアクセスが便利な場所ほど常にローカルが駐車するものです。ビジターの私は少し離れた場所に駐車することを心掛けています。

サーファー 駐車場

アウト(沖)に出るルート・方法 ※戻ってくる方法

アウトが遠い場合や、河口のポイント、岩やサンゴのポイントブレイク人工物、自然の岩、潮の満ち引きなどにより知らないで入ると重大な事故やパニックに陥ることもあります。

そもそもビギナーはこのようなポイントで一人で入ることは無いでしょうが、ある程度の技量や体力があるビジターサーファーであっても

  • 確実な情報が無ければ入らない
  • 不安があるなら入らない

としたほうが良いでしょう。

ボトム(海底)がどうなっているか

一見すると砂地のビーチブレイクでも、ボトムは玉石や岩、構造物があることがあります。

初めてのポイントでサーフィン。気持ちよく乗れてインサイド(岸側)まで乗り継いでいったら、めくれ上がった波のボトムに突然岩が出てきた…なんてことも。

ビギナーは浅い場所でふとした時に足をつこうとしたり、プルアウトがうまく出来ず飛び降りて足から着地してしまうことがありますが、ボトム次第では大けがをしてしまいます。

また、踏むと危険な生物がいる場合もあるので、情報はあって困りません。

波の質など

行ってみなければわからない波の質とはいえ、そのポイントの普段の波の質は波情報サービスでおおよそ知ることが出来ます。

  • 初心者向け?上級者向け?
  • ロングボード?ショートボード向け?
  • 掘れ上がる波?メローな波?
  • サーフィンできるサイズはどれくらい?

こんな情報が事前にわかることで『行ってみたら違った』を減らして、適切なポイントで楽しくサーフィンする時間が増えるかもしれません。

やりたいサーフィンや気分、入りたいポイントに応じて、事前にボードの選択・準備が出来ますね。

基本的なマナーを守ればトラブル回避になる

ビジターとして初めてのポイントに入ろうとするとき、基本的なマナーを心掛けておくべきなので、いくつかご紹介します。

「挨拶をする」の他にも、以下のマナーを徹底していればトラブルはほとんど回避できるはずです。とくにサーフィンを始めたばかりというビギナーは参考にしてみてください。

入る前に海の様子を必ず見てチェックする

  • 波は自分の能力に合っているか
  • サーファーと波の数は適正か

海について着替えてすぐ海へ…とはせずに、波チェックやサーファーの動きも見ておきましょう。

  • 予想外に波が大きいので沖に出るのが大変そう
  • カレントはどこにあるのか
  • 乗りたい波はどの辺で割れているか
  • 波の数に対してサーファーの数が多すぎないか

このような事を海に入る前に確認できていたら、時間をずらす、場所を変えるなどして自分に合った状態でサーフィンを楽しむことが出来ます。

無理して海に入って、全然乗れなくて楽しめなかったり、大変な思いをしたり迷惑をかけるなんて嫌ですよね。

いきなりピークにいかない

良い波がブレイクする一番アウトのポジションはピークと呼ばれ、そのピークにはローカルサーファーがいると思って間違いないでしょう。

海に入るなりピークに行って波待ちするのは先に入っていたサーファーが嫌がりますし、最悪の場合は嫌がらせを受けたり「海から上がれ」と怒鳴られる場合も。

まずは、ピークからすこし手前の離れた場所で波待ちし、誰も乗らなかったおこぼれの波でサーフィンをしましょう。

そのうち場に溶け込んだり、コミュニケーションが上手くとれていれば、自分にいい波が回ってくることもあります。

大人数で入らない

ビジターサーファーなら、乗り合いで海に行くことも多いかもしれません。

気を付けるべきは大人数でサーフポイントに入らない事。

とくに、ピークのはっきりしているポイントブレイクでは波をシェアするにも、波の数とサーファーの数のバランスがとれていなければなりません。

もし複数人で海に入る場合でも、他のサーファーに配慮して入る時間や、ピークを分散したりすると良いでしょう。

まとめ|サーフィンを楽しむには「謙虚・配慮」

ビジターとしてサーフィンをするなら、謙虚な気持ちで他のサーファーに配慮することを心がけるとよいでしょう。自分本位な、身勝手な行動はトラブルを誘発します。

初めてのサーフポイントはワクワク・ドキドキしますよね。

「楽しかった」と思えるように「謙虚・配慮」を心掛けていれば、トラブルなんてほぼ無縁になると思います。