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愛車SR400のユーザー車検に行ってきました。ユーザー車検は2回目ですが、やはり2年に1度では色々忘れていますね。
自身の備忘録としても事前準備を記事にまとめますが、この記事は次の方にオススメとなります。
- 費用面でユーザー車検しか考えていない
- 初めて(久しぶり)でユーザー車検の事前準備を再確認したい
- 車検に合格できる状態のバイクである(または整備できる)
先に必要な情報をまとめておきます。
①ユーザー車検当日に支払うお金:20,000円用意
②ユーザー車検当日までに用意する書類・予約手続き
- 軽自動車税(継続検査用)納税証明書
- 自動車検査表※車検証
- 軽自動車税(継続検査用)納税証明書
- 現在の自動車損害賠償責任保険証明書※自賠責保険証明書
- 定期点検整備記録簿※点検整備記録簿※自身で整備行っている場合は無い
- 自動車検査インターネット予約システム※ユーザー車検の予約
③ユーザー車検当日 運輸支局(陸運局)で入手する書類
- 継続検査申請書
- 新しい自動車損害賠償責任保険証明書※自賠責保険証明書
以上です。事前準備が終わってユーザー車検当日を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
それでは具体的に見ていきましょう。
事前準備《お金》
安いとはいえ税金や自賠責保険などの支払いは発生します。
ユーザー車検の合格までに掛かった費用は以下の通りです。
費用合計 | 17,620円 |
---|---|
テスター屋(光軸)※税込 | 1,650円 |
重量税印紙 ※18年経過~ | 5,000円 |
検査登録印紙 | 1,300円 |
審査証紙 | 400円 |
自賠責保険(2年) | 9,270円 |
※車両はSR400(99年式)
※テスター屋にて事前に光軸を点検調整
※車検場では1発合格
当日必要なお金は2万円用意できれば安心ですね。人によっては予備検査代が別途かかるかもしれません(2,000~5,000円)
重量税は初度登録年からの経過年数によって税額が変わります。251cc以上のバイクであれば、排気量は税額に影響せず、251ccのバイクでも1000ccのバイクでも税額は同じになります。
初度登録〜13年 | 3,800円 |
13年経過〜 | 4,600円 |
18年経過〜 | 5,000円 |
事前準備《書類》
軽自動車税(継続検査用)納税証明書を市役所(役場)で取得します。
自治体によって対応する課・窓口の名称は異なると思いますが、山形市では『納税証明』と書かれた窓口で納税証明書の発行が出来ました。
こちらは有効期限が長いので、納税証明の年度内なら車検のだいぶ前から取得しておいても問題ないと思います。
取得の手続き時に必要なもの
本人が交付申請する場合、本人の身分証明書(マイナンバーカード・運転免許証など)を持参しましょう。
また、交付申請には車両のナンバー(車両番号)の記入が必要です。車検証を持参するかナンバープレートの写真を撮っておきましょう。
ちなみに私の住むところでは「無料」で取得できました。
チェックポイント
当然ながら税金が滞納中では納税証明は出来ません。
税金は出来るだけ期限内に支払いましょう。私はすっかり忘れて督促状で気づいて支払いました。
ユーザー車検時に持っていく書類
車検に必要な書類は、「バイク販売店などに依頼する時」と「自分でユーザー車検を受ける時」で異なります。
バイク販売店などに車検を依頼する場合は、下記の3つが必要になります。そして、ユーザー車検の場合は運輸支局(陸運局)に持っていく事前準備ができる3つの書類になります。
自動車検査表※車検証 軽自動車税(継続検査用)納税証明書 - 現在の
自動車損害賠償責任保険証明書※自賠責保険証明書
ユーザー車検の場合は前述の3つに加えて、自分で用意が必要な次の3つの書類と併せて合計6つが必要になります。※当日に運輸支局(陸運局)やその付近の自動車会館・協会などで入手できます
- 継続検査申請書
- 新しい自動車損害賠償責任保険証明書 ※自賠責保険証明書
- 定期点検整備記録簿 ※点検整備記録簿 ※自身で整備を行っている場合は無い
上の3つの書類は、バイク販売店などに車検を依頼した場合でも必要な書類ですが、準備を代行してくれる書類になります。
ユーザー車検の場合は当日、運輸支局(陸運局)で「継続検査申請書」をもらって記入できます。
また、山形県では隣接している自動車会館にて新しい「自賠責保険証明書」やユーザー車検に掛かる「印紙代」を支払うことができました。
※お住まいの地域により異なると思いますが、運輸支局に隣接するように自動車会館があるようです。
不安な場合は、事前に運輸支局(陸運局)に手続き流れや、場所など確認しておくと良いでしょう。
チェックポイント
定期点検整備記録簿の無いバイクを所有していますが、2022年の今回は提出を求められませんでした。
2020年の時は運輸支局(陸運)に書類提出時「後整備」として説明。後日、国土交通省から車検後の点検整備を促す?ハガキが届きました。ちなみに2022年の時もハガキが届きました。
※〇ヶ月点検は義務であっても、実施しなかったとしても罰則規定がない
事前準備《ユーザー車検予約》
ユーザー車検は前日までにwebから予約をしなければなりません。
枠が埋まっていて予約できない場合があります。日程調整が出来ない場合は慌てて前日予約にならないよう、ゆとりを持って事前に予約することをオススメします。
2020年のユーザー車検時とは異なるURLになっており、2022年の今回は新たにアカウント登録して予約しました。
アカウント登録から予約までは簡単です。現在有効の車検証を手元に用意しておきましょう
①ログインしたら、継続検査を選択。
スクロールして二輪車を選択
② 次は検査場を選択します。
私は過去の履歴から山形が表示されました。
初めての場合は都道府県から最寄りの検査場を選択します。
③ 次はユーザー車検の具体的な日時(ラウンド)を選択します。
混み具合で〇や△の表記があります。
都合の良い時間を選べばよいのですが、事前のテスター屋の調整時間と、事前の書類記入や費用支払いなどに 時間がとられることを想定し、余裕をもった時間がオススメです。
④ 日付・ラウンドを選択すると車両・受験者情報の登録に進みます。
車検証はここで使用します。
この段階で最後の入力が終わり、あとは予約内容の確認をしてユーザー車検の予約が完了となります。
予約が完了すると登録したメールに通知が届きます。予約番号が記載されているので、ユーザー車検当日に受付で見せれるようにしておきましょう。
事前準備《バイク整備》
整備が必要な場合は、焦らないように優先順位を上げて事前に整備しておき、完了の目途が立ってからユーザー車検の予約をしましょう。
バイクの整備に最低限必要なものは、サービスマニュアルと工具。自宅で整備するなら信頼のおけるメーカーで一式揃えると、将来的に何度も使えるため結果コスパが良く、作業も片づけも効率が良くオススメです。
次のツールセットは『SK11』を展開する藤原産業株式会社の『E-Value』シリーズ。手が届きやすい価格ながら十分な内容になっています。
トルクレンチはセットに入っていないので、整備で必須のトルク管理のため対応トルクに対応する2本は用意しましょう。
私のカスタム具合では次のような内容で車検仕様に戻しました。
マフラー | 爆音スーパートラップから 社外マフラー(インナーサイレンサー取付加工済み)に変更 ※グラスウール巻き直し スマホアプリ計測アイドル時75db程 |
前後フェンダー | 前後ショートフェンダーから純正の前後フェンダーに変更 ※テールランプ・リフレクター(反射板)も純正に |
ミラー | バーエンドミラーから一般的なミラーに変更 ※幅・高さの変更にならないように |
シート | タンデムベルトの追加 ※タンデムグリップは左右設置済みだが念には念を |
その他 | サイドバッグとステーの取り外し ※留め方が素人DIYゆえ「危険」とみなされる可能性 |
純正リアフェンダーへの交換時、テールランプの配線も抜き差しするため、交換後に正常に機能・作動するかブレーキ、ウィンカー点滅なども確認します。
また、事前の整備などは行っていませんが
- ヘッドライトのロー・ハイ切り替え ※ハイで光軸検査が行われた
- ハンドルロックが出来るか
- ホーンが鳴るか
- スピードメーターが適切に動いているか ※40㎞/h時の確認が検査で行われた
- タイヤの摩耗具合の確認(スリップサイン)
- オイル漏れの有無
- 各部の緩み点検・増し締め
これらも車検の確認項目です。事前に動作チェックなどを行い確認しておきます。
すべての事前準備が終わって、ユーザー車検当日を知りたい方はこちらの記事もどうぞ。
車検を通す?買い替え?迷う人へ
バイクの状態が悪く古いゆえに新品パーツが販売されておらず、中古パーツも出てこない場合は、車検を通すこと自体が困難であったり、部品や工賃が高額になってしまうケースもあります。そのまま乗れずに保管していても、税金は毎年掛かります。
そのような場合は買い替えも検討しましょう。今のバイクを買い取ってもらうことで、新しいバイクに乗り換えるのも『バイクに乗り続ける』ためのひとつの方法です。
たとえどんなに状態が悪いバイクとはいえ、愛着のあるバイクを二束三文で買いたたかれては切なくなります。複数の買取業者に見積もりをお願いすることで、買取の条件などよりよい業者を選ぶことができます。
個人売買やフリマサイトなどはトラブルのリスクもあり、何より手間が掛かります。『一括査定』なら複数の業者が無料で査定を行ってくれて、出張査定や画像査定で見積もりを出してくれたりと、忙しいバイクオーナーにはありがたい仕組みです。買取のプロなので売却を決めたあとの買い替えもスムーズに行えるでしょう。
営業電話ラッシュなし!一括査定申し込み【モトメガネバイク買取】まとめ
バイクのユーザー車検で必要な事前準備な4つ《お金》《書類》《ユーザー車検予約》《バイク整備》についてまとめてみました。
実際にやってみると、手間は少ないですし市役所や検査場などでのサポートもしっかりありますので、想像以上にすんなり終わります。
一般ユーザーでも、バイクがノーマルで不具合のない状態であれば、ユーザー車検に挑戦するハードルはかなり低いため、ぜひ挑戦してバイクへの愛着アップと、浮いたお金で自分にご褒美をあげてください。