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冬の海は寒いとわかっているけど、「それでもサーフィンをする」と決めたアナタはリアルサーファー!
冬は波に多く乗れて上達するし、冬だからこそ良い波に出会えることも。苦痛の冬サーフィンではなく、防寒対策をしっかり行って快適で楽しい冬サーフィンに変えてしまいましょう!
今回は冬のサーフィンに欠かせない必須の防寒装備とオススメアイテムを7選、寒すぎる着替えを快適にしてくれるアイテムを4選ご紹介します。冬サーフィンをするべきメリットは次の記事にまとめています。併せてご覧ください。
冬がサーフィンの上達のチャンス!冬サーフィンがオススメの理由と注意点
冬サーフィンの防寒対策【必須とオススメ】 7選
防寒装備と言えばウェットスーツなど冬用の身に着けるものが必須です。これが無いと『冬サーフィンは不可能』と言えるものを選んでいます。
記事の後半では冬サーフィンが快適になる【オススメアイテム】も紹介していますので、最後までご覧ください。
①【必須】セミドライスーツ or ドライスーツ
快適な冬サーフィンには、保温効果が高く浸水を最低限に抑えるウェットスーツが必須です。基本的にはセミドライ、千葉北以北であればドライスーツも選択肢になるでしょう。
【セミドライ】
フルスーツと見た目は似ていますが、ラバー(クロロプレンラバー・クロロプレンスポンジ)生地が多く使われており保温性や断熱性が高く、ウェットスーツ内部にできる限り水が入らない構造をしたウェットスーツがセミドライです。
生地の厚みは5mm~3mmの組み合わせが一般的ですが、すべて3mmのセミドライでも可能なエリアもあります。セミドライは多くのエリアで真冬のウェットスーツとして使われています。
【ドライスーツ】
海水の侵入を完全に防ぐウェットスーツです。水がわずかとはいえ浸入するセミドライとは別物と考えてよいでしょう。サーフィン中にウェットスーツ内の身体が濡れることはほぼ無いため、中に着るインナーは撥水・吸収・速乾など高機能なものがオススメです。
ドライスーツにヘッドキャップ、グローブと浸水を防ぐバンドを利用すれば真冬の寒い海でもサーフィンを楽しむことができるため、千葉北以北など水温が低いエリア、東北や北海道など寒冷地で多く使用されています。
値段も比例しますが、高性能なウェットスーツは基本性能の高さに加え素材に発熱などの機能もあり、その効果は見逃せません。
また、温かさや動きやすさを保つためにも冬用ウェットスーツはサイズも重要です。いわゆる『吊るし』と呼ばれる既製品よりも、自分の体に合ったサイズにオーダーで作るのがオススメです。値段は数千円高くなりますが、快適な冬サーフィンを考えれば十分すぎるコストパフォーマンスです。
②【必須】ブーツ
体は手足から冷えるのでブーツは必須アイテムです。ブーツ無しでは冷たい海水の影響で足裏の感覚がなくなり、テイクオフやライディングに支障が出てしまいます。ブーツがあれば温かく快適なだけでなく、サーフィンのパフォーマンス低下を防ぎ、移動中の足裏のケガを防ぐだけでなく冷え切ったビーチを歩く苦痛からも逃れられます。
今回は防寒目的のブーツなのでジャージ素材やソックスタイプはおすすめしません。4~5mm程の生地の厚さでクロロプレン素材を使用しているものが推奨です。
ライディング中はブーツが緩いと支障がでるため、きつ過ぎない丁度よいサイズを選びます。足とブーツのずれを防ぐベルト付きなどもありますが、最近では足型成形などのフィッティングが向上するアイテムも出ていますので、快適な冬サーフィンに一役買ってくれるでしょう。
③【必須】グローブ
エリアによってはグローブが不要な場合もありますが、ブーツと共に冬には欠かせないアイテムです。『5本指タイプ』や『ミトン・ロブスタータイプ』などの形状の違いがあります。私の経験上、保温性や耐久性から『ミトン・ロブスタータイプ』がオススメです。特にロブスタータイプが一押しで、モノを摘まむ、持ち上げる際の不自由さをあまり感じないだけでなく、保温性も5本指タイプより高いのです。構造上、接着面や縫製面が少ないことから耐久性が高く、裏返しての乾燥も行いやすいです。
ブーツより薄手のグローブを使うこともありますが、水温や気温が低いと熱を奪われる感覚があるので、基本的には温かさを優先したグローブを購入しておけば間違いありません。
④【オススメ】ヘッドキャップ
エリアによっては必須ではないヘッドキャップ。好き嫌いが分かれる所ですが、ドルフィンをして『頭がキーンとなる』なら間違いなくオススメです。冬の冷たい風や海水から頭や首、耳などを守ってくれるため、一度使うと手放せなくなるほど想像以上に快適な冬アイテムです。
ヘッドキャップは「頭から首まで覆うスタンダードな物」の他に、「首まで覆わずあごをストラップで留める物」の、「ビーニーのように耳まで覆ってストラップで留める物」などがあります。防寒性重視ならスタンダードなヘッドキャップ一択です。ウェットスーツの首元から海水の侵入も減りますし、耳が隠れることでサーファーズイヤーの予防にも効果的です。
⑤【オススメ】耳栓
ヘッドキャップは防寒に最適ですが、耳栓に防寒性はありません。ですが、冬サーフィンのリスクであるサーファーズイヤーの予防で考えれば耳栓に軍配が上がります。冬に限らず耳栓をつけるサーファーが増えたのは、間違いなく『音が聞こえる耳栓』が登場したからでしょう。
耳栓はサーファーズイヤーの予防に最適なだけでなく、落下衝撃などによる鼓膜の保護にも役立ちます。自然治癒は無いサーファーズイヤーは手術を受けない限り治りません。費用も10万円前後を覚悟すべきで、術後に海に入れるまで2~3週間は要するようです。
後悔しないように、寒い時期、特に真冬のサーフィンではヘッドキャップや耳栓を使用して予防に努めましょう。次の記事ではサーファーズイヤーについて詳しく説明をしています。
サーファーズイヤー|症状が出るころには進行中!?耳栓・ヘッドキャップなどで予防が冬サーフィンはオススメ
⑥【オススメ】ウェットスーツの保温インナー
ウェットスーツの中に着る保温インナーです。セミドライや高性能ウェットスーツでない場合にも1クラス上の温かさに変ります。
長袖などはウェットを着る際にめくれやすく直しづらいので、オススメは半袖やノースリーブです。体幹部分が保温インナーで包まれているだけで、セミドライから浸水した海水も直に触れる感覚が減ります。上下分かれているものだと、お腹周辺の裾のズレが気になるので、上下一体型がオススメです。
⑦【オススメ】ホットジェル
もはや冬の定番防寒アイテムとして広まっているホットジェル。『温湿布』などにも使用されているトウガラシエキス成分による発熱作用で、ウェットスーツを着る前に肌に直接塗りこむと体がポカポカ温まります。流れ落ちると効果が薄れてしまいますが、重ね塗りをしておけばサーフィンの通常使用なら1~2時間は効果が持続していると感じます。
ハードとレギュラーがありますが、レギュラータイプで十分な効果を感じられます。個人差はありますし、温かさが欲しい場所や度合いも異なるので、何度か使用して調整するのが良いでしょう。寒がりな方には保温インナーとの併用もオススメします。
冬サーフィンの着替え【オススメ】 4選
冬サーフィンで最も苦痛な瞬間は海上がりの着替える瞬間。サーフィン中は防寒装備と運動による熱のおかげで、寒さはあまり感じないのです。
出来るだけ快適に着替えることが、冬サーフィンを楽しむ秘訣とも言えるでしょう。
①【オススメ】着替えポンチョ
着替えにバスタオルを使用しているメンズも未だ多いと感じますが、通年使えて便利なポンチョは男女問わずサーファーの必須アイテムになってきています。
ポンチョがあれば体全体を覆うため、ポンチョの中で着替えを完結でき、冷たい風を防ぐだけでなく体の水分を素早く拭き取ってくれるので、着替えが快適になります。
綿のタオル生地よりも、マイクロファイバーがオススメです。タオル生地のポンチョはかさばりやすく荷物のスペースを取り、さらに洗濯時もスペースを取り、トドメの乾きにくさに参っていましたが、マイクロファイバーのポンチョに替えて問題が全て解決しました。
②【オススメ】温水&ポリタンク保温カバー
個人的には【必須】カテゴリです。冷えた体で浴びるお湯は至福のひと時。
ポリタンク単体では折角の温水も冷えてしまいますので、保温カバーに加えて『50(~60度)』くらいの温水を入れておくのがオススメです。ちなみに私は夏場でも普段シャワーを浴びる温度のままポリタンクに入れて、快適な海上がりのお湯浴びにしています。
ポリタンクは大きいと重くて大変なので、小さめ(10ℓ位)を冬場は2個、夏場は1個で使っています。メンズなら持ち上げて「ザバーっ」とかけてしまえますが、女性には難しい場合もあり無駄も多いので、電動シャワーも活用すると便利です。
③【オススメ】タンブラー
冷えた体を内部から温めることも大切です。サーフィン前後のホットコーヒーは私の定番ですが、実はカフェイン入りの飲み物は運動前に適していないので、カフェインフリーでミネラル豊富な『麦茶、ルイボスティー、ローズヒップティー』などが良いようです。
冬の車内は数時間で冷え切ってしまうので、気温の影響を受けやすい保温性の低いタンブラーや小容量タイプはオススメしません。350~500㎖前後のタンブラーなら、普段も使いやすいです。
どうせ使うなら、機能だけでなく『見た目や質感』もこだわりたいですね。
④【オススメ】ポータブル電源+ドライヤー
冬サーフィンをする方や、女性サーファーなら『ドライヤー使えたらいいな』と思ったことがあるはず。
近年、防災やキャンプでのニーズが高まり、品質の向上も相まってドライヤーが使えるポータブル電源も登場しており、『海上がりのドライヤー』が夢ではなくなったのです!
決して安い買い物ではありませんが、防災やキャンプ、雪山やイベントに留まらず車内でパソコン仕事などに使える汎用性が魅力です。値段が安めのものは、ドライヤーの出力を下げて使う必要もあるので、用途に応じて選ぶのがベスト。保証やサービスが一般ECサイトよりも手厚いので、下のバナーから公式ホームページでの購入がオススメです。
Anker公式オンラインストア一般的なドライヤーは「ターボ」等の強風機能を使うと1200~1500wを消費しますが、「セット」程度の弱風なら500~600w程。ポータブル電源を利用する際には電力に余裕を持たせる必要があるため、費用を抑えるならポータブル電源のクラスは『1000(w)』を選び、ドライヤーは控えめの「セット」風量での使用が良いでしょう。ポータブル電源のクラスを1000から1500に上げると、価格差は5万円程高くなるので用途や頻度のバランスが大切です。
Jackery公式HP Q&A:Jackeryポータブル電源1000は1000Wの高出力で、定格出力1000W以上のドライヤーにも使えるか?
まとめ
冬サーフィンをするメリットは想像以上にたくさんあります。波に多く乗れて上達するし、冬だからこそ良い波に出会えることも。
今回の記事では、苦痛の冬サーフィンではなく快適で楽しい冬サーフィンに変える【必須の防寒装備】と快適にしてくれる【オススメ防寒アイテム】をご紹介しました。
海に入れる貴重な機会を冬でも逃さないよう、自分のスタイルに合ったものを選んでサーフィンライフを充実させましょう!
冬サーフィンをするべきメリットも併せてご覧ください。